当院では、施設基準等により定められた保険医療機関の掲示事項を、ホームページ上に掲載しております。

明細書発行体制等加算

当院では、医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進する観点から、個別の診療報酬の算定項目がわかる明細書を無料で発行しております。
明細書には使用した薬剤名や行われた検査名が記載されます。
明細書自体は無料ですが、厚生労働省の診療規定に伴い、「明細書発行体制等加算」(1点)を保険請求させていただきます。

医療情報取得加算

当院では、オンライン資格確認を行う体制を整えており、受診された患者さまの受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用することで、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するために、マイナ保険証によるオンライン資格確認にご理解とご協力をお願いいたします。

※ 医療情報取得加算を以下のとおり算定いたします。
初診時(月1回)および再診時(3か月に1回):加算1点
(マイナ保険証の有無にかかわらず算定)

外来感染対策向上加算

当院では、患者さまが安心して受診いただけるよう、厚生労働省が定める外来感染対策向上加算の施設基準を満たし、2024年6月1日より当該診療報酬の算定を開始しております。
外来感染対策向上加算は、組織的な感染防止対策について、厚生労働大臣が定める施設基準に適合し、地方厚生局長等に届け出た保険医療機関(診療所に限る)において診療を行った場合、受診された方お一人につき月1回に限り所定点数(6点)を加算できるものです。
また、感染防止対策を講じた上で診療を行った場合、「発熱患者等対応加算」として月1回に限り20点を加算いたします。

当院では、発熱や感冒症状など感染症が疑われる患者さまについては、感染対策を講じ、通常診療の患者さまと時間・場所を分けて診療を行っております。
また、院内感染対策に関するさまざまな取り組みも行っております。
今後もマスクの着用、手指の消毒、院内の換気などの対策を継続し、感染対策に努めてまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

生活習慣病管理料

高血圧症、脂質異常症、糖尿病に関して、療養指導に同意された患者さまが対象です。
令和6年6月の診療報酬改定に伴い、これまでの「特定疾患療養管理料」は廃止され、「生活習慣病管理料」へ変更されました。
これにより、療養計画書に基づいた総合的な治療管理を行ってまいります。

患者さまには、目標設定や血圧・体重、食事や運動に関する指導内容等を記載した「療養計画書」を発行いたします。
初回にはご署名をいただく必要がありますので、ご協力をお願いいたします。

また、患者さまの状態に応じ、医師の判断のもと、28日以上の長期投薬を行う場合があります。
一部負担金がこれまでと変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

一般名処方加算/後発医薬品使用体制加算

当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進および安定供給に向けた取り組みを実施しております。
その一環として、後発医薬品がある医薬品については、特定の商品名ではなく、薬剤の成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。

一般名処方により、特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者さまに必要な医薬品を確保しやすくなります。
なお、医薬品の供給状況により投与薬剤が変更となる可能性がありますが、その際は患者さまへ十分にご説明いたします。

長期収載品の選定療養について

令和6年の診療報酬改定により、令和6年10月1日から、長期収載品を患者さまご自身の希望で選択された場合、選定療養費として自己負担が発生いたします。

(長期収載品とは、特許の切れた医薬品や再審査期間が終了した医薬品で、同じ効能・効果を持つ後発医薬品が発売されているものを指し、薬価基準に長期間収載されていることからこの名称がついています。)

・先発医薬品(長期収載品)と後発医薬品の薬価差額の4分の1相当を、自己負担として、通常の医療保険の患者負担とあわせてお支払いいただきます。
・医師が医療上の必要性があると判断して長期収載品を処方した場合などは、対象外となります。

詳細は以下のリンクよりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39830.html

時間外対応加算

厚生労働省の規定により、平日18時以降および土曜日12時以降に受診された場合には「夜間・早朝等加算」(50点)が適用されます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。